言葉に魅せられる

釣り上げては

釣り上げては

1990年に「漢字の世界に魅せられて」日本にやってきた米国人・アーサー・ビナードさんの詩集。
2001年に第6回中原中也賞を受賞した際の新聞記事を切り抜いていたのに、忙しさにかまけて存在さえ忘れてしまっていた本。

先日東京へ行ったときに、作家 落合恵子さんの書店「クレヨンハウス」に立ち寄った。
「詩集コーナー」の前に立って、ふと呼ばれている気がして視線を向けたさきに、この本があった。

そのとき、その時期ってあるのかな。

泣ける箇所なんてどこにもないんだけど、なぜか泣けた。何度も読み返しています。

言葉少年

言葉少年

本は「あとがき」から読みます。

この本のあとがきは、私の細胞満場一致で購入決定!コミカルでありながら切なくて、自分の小さい頃を思い出しました。彼のように、余計なところまで広がる想像力を持ち合わせたませガキでした。
アマゾンもいいけれど、やっぱり本はあとがき読んで、匂いをかいで買わなくては。


クレヨンハウス・・・面白いお店でした。
地階には、有機野菜の販売コーナーとレストラン&カフェがあります。
ランチはビュッフェスタイルで、おすすめです。ちょうど落合恵子さんが取材されている場面に遭遇。短時間の東京滞在でしたが、たまにはいいなあ♪ToKYO !!