映画 「ボンボン」 El Perro

世界一ついていないおじさんが、
ある日、幸せを呼ぶ犬ボンボンに出会った・・・

こんなうたい文句で始まるアルゼンチン映画「ボンボン」を観てきました(シネウインドにて28日まで)。

淡々とした映画です。とりたててハプニングも起こらないし、悪い人も出てきません。
パタゴニアの大地にどこまでも広がる青空が続いているように、何が起こっても静かにそれを受け入れる「おじさん」と「ボンボン」。

最後に、自らの意思で行動を起こす一人と一匹。

笑っちゃうけど、じんわり。ほろりときちゃう。

素敵な映画でした。

上映後、スタッフの方と「南米映画の面白さ」についてしばし盛り上がり、名刺交換をさせていただきました。いつか、私も南米映画を紹介するお手伝いができたらいいなあ・・・と思った夜でした。

行動していれば、出会っていれば、ときめいていれば、夢は現実になるのだ!