北へ 3日目

昨日よりも少しは良く眠れたのだけれど、便秘のせいか身体が重い。
7人で同じキャビンを使用していてトイレは一つ。おまけに水が出たり出なかったりするから落ち着けない。
こういうちょっとした自分のナイーブな部分に遭遇するとなんだか日本人を意識してしまう。

8時起床。
みんなのんびりしていて、10時50分に出発。
3日目で少しみんな疲れているのかな。

眠れない理由についてレドン教授に聞かれた。どうしてなのか分からない。

でも・・・彼には言わなかったけれど(説明を上手にする自信がなかった)、理由はある。
チリ人の中で思うようにスペイン語で意思疎通を取ることのできない自分に対してのストレス。

特に何かを「共感し合う」ということができていない。
山を散策している途中で各分野の教授たちによってさまざまな説明がされる。みんなが「ほほ〜っ」とか「え〜っ!
と感嘆の声を上げていても、私にはほとんど理解することができない。

ここであせっても仕方がないのだけれど、24時間生活を共にすると言葉がいかに大切か突きつけられる。