いってきま〜す

明日の朝10時のバスでチリの北部イキケを目指します。
恐らくイキケで一泊することになると思います。翌日にアリカ(チリ)→ ラパス(ボリビア)の予定です。到着は10日を予定しています。

今回パソコンは持っていかないので、メールの返信がしばらくできないことや、ブログが途切れてしまうこともあるかもしれませんが、便りがないのは元気な知らせ!と思っててくださいね。

また来年7月中旬、この住み慣れたビニャ・デル・マールへと戻ってきますが(大学から奨学金をいただけることになりました)しばらくチリともお別れです。

2005年の4月までメキシコ留学を考えていた私が、当時働いていた語学学校で、あるチリ人と出会ったことで私の心の羅針盤はぐるっと向きを変えました。
でも本当にこの場所で良かった、思い切って会社を辞めて南米にやってきて良かった、と毎日感じています。

チリに来て、私が人間的に尊敬できて、かつ社会的に成功している人たちをみていて感じるのは、

・とりあえず良いと思うことは思い付きでもいいからやってみる。
・周りの人々の意見はポジティブに、真剣に聞く。そして自分のネットワークから、彼らにとって役に立ちそうな情報や人間を惜しみなく紹介してあげる → のちに彼らが成功をして、また新しい仲間や情報を持ってきてくれる。
・忙しくてなかなか会えないときは、心のこもったメールをまめに送る。
・自分の目を信じる。ロジカルに考えつつも、最終的には一人対一人という関係を大切にしている。


この3ヶ月半、いろいろなことが私にも、そして周りにいる人たちにもありました。
わたしたちはいつも時間を惜しまずに話し合い、そして何度か一緒に涙を流しました。

私がつらくて、切なくて、くやしくて泣いているとき、彼らが私の肩をやさしくさすりながら目に涙を浮かべることもありました。逆に彼らがさまざまな苦労や困難を乗り越えて、喜びの涙を流しているとき、いつも隣で頑張る姿を見てきた私も嬉しくて、自然と涙があふれました。

わたしたちは確かに共に生きています。つながっています。

私がつらいときには、悲しみも共有してくれて、喜びのときには私以上に喜んでくれる。
そんなチリの人たち、チリに住んでいる頼もしいMさんを始めとする日本人の友人、日系人の方々に出会えたことに感謝をしつつ、日本や他の国でこのブログを読みながら応援しくれている家族や友達に心からのお礼の気持ちを、出発前日のチリから送ります。

それでは・・・みなさんいってきます!珍道中のはじまりです〜。