図書館が好きだ

雨降りの日曜日。

レコレータ地区の国立図書館へ。

基本的に祝日以外は毎日開かれている。もちろん月曜日だって開いている。
国立図書館と言っても仰々しさはない。
入館する際に一階の受付で身元を確認するものを見せ、簡単に名前や住所を記入して鞄の中身をささっと警備員に見せるだけ。6階の自習室なら飲み物やお菓子などを持って入っても構わない。
本当は自習室の利用だけではなく蔵書も借りてみたいのだけれど、教科書以外の本にはまだまだ手がまわらないのが現状。

そんなに広くはない自習室はほぼ満席状態。
ポットに入れてきたほうじ茶とザックに隠し持っているお煎餅。持っているだけで安心なのだ。

音楽を聴きながら勉強すると集中できる。
最近のお気に入りはスキマスイッチ空想クリップ葉加瀬太郎Violin Summit 2006

すこし疲れると顔を上げてこっそりと部屋を見渡してみる。
おしゃべりする人はいない。
一心不乱に目は教科書とノートを追っている。でも自宅のリビングにいるようにリラックスしている。
ときどきマテ茶を回し飲みしながらクラッカーをつまむ。

自分の部屋ではなく、図書館に来て勉強をするということ。
心地よく一定のハーモニーを持ってここに存在している気がする。