チリ人中国へ行く

我らがアレハンドラがチリ人学生の短期留学プログラムの引率者として、来週月曜日から3週間中国へ行くことになりました。今日は渡航する学生の両親と生徒に向けて壮行会が開かれました。

会場でアジア系の私を見つけて質問をしてくる父兄の皆様。

「私は中国人じゃないです。日本人です。」と何度も伝えているのに、そんなことは知ったことじゃないとばかりに「そっか日本人ね。それでさ、中国では朝ごはんに何を食べてるの?ユーロとドルとどっち持ってったらいいの?」と中国に行ったことのない私に聞かれても全く分からない質問を延々としてくるところが面白かったです。
最後は(想像&創造して)なんとなく答えたりして。正解は中国でどうぞ!

プログラムの説明は、中国語→英語→スペイン語で行われ、会場は「生の中国語」に盛り上がりました。
緊張するアレハンドラ。

チリの大学から、団体として中国に3週間という長期間滞在するのはチリ初のことだそうで、地元の新聞社やテレビ局の人も取材に来ていました。緊張するアレ。

全てのプログラムが無事に終了してやっとスタッフ一同ほっとするの図。

学長が「君たちの道は険しい・・・がそれを乗り越えて大きくなって帰ってきてくれたまへ!」と何度も何度もとんでもない秘境にいくように真剣に語っていたので、チリの人にとって反対側の中国に行くということがいかに冒険なのかがひしひしと伝わってきました。こっちも手に汗を握ったのでした。

サンティアゴ、フランクフルト、香港、そして上海へと飛行機を乗り継ぐようです。
彼らが行くのは上海から1時間半ほど南に位置する杭州にある総合大学。
どんなことを中国に、そして中国の人々に感じて、持ち帰ってきてくれるのか楽しみだなあ。

アレハンドラは中国にもパンとアボカドがあるか心配しています。