Noche Buena

ペンギン村から、Feliz Navidad!


憧れていたパタゴニア地方への旅は、当初考えていた「一人心静かに15ヶ月間の南米生活を振り返る」というイメージからはかけ離れたものとなりましたが、これから進もうと決めていた道への希望と勇気を与えてくれた忘れられない日々となりました。

人間にはどうがんばっても創り出すことのできない完璧な美しさの広がる大地。
年中吹く強風で平野に立つ木々たちがぐねりと自らの体を曲げ逆らうことなく厳しい気候の中に自らを適応させていました。
そこで生活をする人々は、強い日差しと風で顔を赤くさせながらもパタゴニアでの暮らしを誇りに感じていました。
そして、彼らの暮らしには欠かすことのできない家畜動物たちの直向さ。人間が迷う中、彼らは黙々と自分たちに与えられた使命を真摯に受け止めて生きていました。

語るものたち、語らないものたち・・・両者との出会いの中で、一人の人間ができることの限界、そして無限大の可能性についていままで考えたことのない場所まで心は解き放たれた・・・?かな。

明日クリスマスの夜、住み慣れた南米大陸を離れます。

次の行き先はメキシコのグアダラハラです。ここで2月中旬までメキシコ人家族と生活を送ります。
その後は、帰国予定です。

詳しいことはまた落ち着いてメキシコからUPさせてください。