日本をもっと知りたい

第八回 町屋のお人形さま巡りに行って来ました。

割烹千渡里さんの「だーまた丼」(村上弁で「当然・もちろん」の意味)。

例文>「おいしい!!」「日本海の幸満載だよ、だーまただ!」

帰国してから美味しいものばかり食べさせてもらっています。
心には大満足と感謝の桜吹雪が舞い踊っているのですが、体には確実に蓄積中しております。
そろそろ体管理を始めないとたいへんだよ〜・・・こんなに食べてたらだーまたなのですが。我ながら自分の食欲に恐ろしくなります。

割烹千渡里(かっぽう ちどり)
新潟県村上市細工町2-14
電話0254(53)6666

きっ川さんに飾られていた「茶の間と人形さま」。

ご主人から江戸雛と京雛の違いについて教えていただきました。
江戸雛は男雛が向かって左、女雛が右に並びますが、京雛ではその逆だそうです。
他にも面白いお話をたくさん聞かせていただいて、もう目から鱗。ほんとに私は日本人を名乗ってもいいのだろうか。

きっ川さんの鮭の酒びたし。

立派な五月人形。男の子が生まれてから揃えることもあれば、「男の子が欲しい!」という祈願を込めて購入することもあるそうです。

この日は丸々一日村上在住の南米時代からのメルトモであるまさみさんに何から何までお世話になりました。
不思議なご縁でメールをし始めたのが去年の5月頃。真摯で前向きなお人柄が伝わってくるメールに励まされました。帰国をしたらぜひ実際にお会いしたいと思っていたのですが、先日素敵な招待状をいただき今回はご好意に甘えさせていただきました。思った通りの素敵な方でした。

こんな出会いもあるんです。
こうじゃなきゃ!なんてことは一つも無くって。

まだまだ知らない世界が遠くへ行かなくても転がっています。