過去+現在+未来は?

掃除をしていると思わぬところに過去の自分をみつけることがある。

約8年前、メキシコ、グアテマラホンデュラス、そしてコスタリカを三ヶ月間放浪した後に書いた旅日記を発見。
これ本当に私が書いたの?って思うくらい新鮮。良かったなあ、書いといて。
ちょっと抜粋。

「運良くコスタリカ人家庭に一日3食付き1000円でホームステイさせてもらうことに。そしてボランティアでモンテヴェルデ自然保護区内の小さな小学校で英語を教えることになった。周りの政情不安定な中米近隣諸国とは違って、この永世・積極的中立国の人々は、この国の豊かな自然を楽しむ余裕があるように見える。ジャングルの中にキラキラ輝きながら飛ぶモルフォ蝶や原色の鳥たち、そして道端の木にはナマケモノがぶら下がる国。ゆっくりと時間が流れていく。

お金を節約するために自然保護区まで往復10キロの山道を歩く毎日。
どこまでもでどこまでも続く長い坂道。一体どこまで登ればいいの?
わからない。前は見えない。でも、歩き続けていればいつか必ず目的地に辿り着くことができるはず。

自分の嫌な面や弱い面を目の前に突きつけられて、日々後悔や反省を繰り返しながらも、心をニュートラルに目を開けば、こんなにも世界は喜びと感動に溢れている。」
※ちなみに・・・夢を壊すようですが、現在コスタリカ永世中立国という立場についてはかなり怪しいという意見も有り。(例えばこのサイト)日本人として他人事ではないような。

その後、日本に帰国後すぐに私は旧豊栄市にある「水の駅 ビュー福島潟 」という自然生態園で働くことになる。自然観察指導員の助手として、潟周辺の豊富な自然環境(主に植物と野鳥)について学び、調査もしつつ、公園を訪れる来場者に身近な自然の楽しみ方をご案内するという素敵な職場だった。鳥の名前を覚えられなくて、よく怒られたなあ。年上のお客さんからは逆に教えられたり、浅知恵で知ったかぶりをして大恥掻いたことも・・・。怖い怖い(笑)。

あと6日。
心穏やかに、また新しい冒険の時がやってくる。