“Diesiocho(ディエシオチョ)” チリの独立記念日

チリの国旗

今日はチリの独立記念日です。ディエシオーチョ(数字の18の意)と呼ばれています。
1817年9月18日はチリで独立運動の先駈けともいえる暫定自治政府が設立された日(正式な独立宣言は、翌年1818年2月12日)です。これを祝ってチリでは全国民をあげて盛大なお祭りやイベントが行われます。。

ほとんどの学校は1週間前後の休みになります。テレビでは、「今日のよっぱらい(勝手に邦題付けてみました)」というコーナーが大人気です。広場には屋台がたくさん出ていて緑やショキングピンクの綿アメやエンパナーダ(オリーブ&ゆで卵スライス入りミートパイ)などが売られています。子供たちは凧揚げをしています。日本でいう、盆と正月が一緒に来たような大騒ぎです。大人たちは「クエーカ」とよばれる国民舞踊を踊っています。私も他のチリ人大学生たちと練習をしました。日本の盆踊りと同じで、みんなが踊れるわけではないので、独立記念日近くになるとにわかクエーカ教室が開かれて、この日に備えるそうです。
街にはチリの国旗がはためいています。赤は独立の時に流した血、白はアンデス山の雪、青は海と空、星は国の統一を表しています。

なんだかどこかの国の国旗に似ていませんか?アメリカ です!これは当時アメリカを理想の国家としていたからだそうです。現在のチリ国民はどう思っているのかな?
聞きたいことは山ほどあるのに、言葉が自由にならないのはもどかしいです。家族の人たちはとても忍耐強く何回も聞いてくれるのですが、もともと知らない単語を何度聞かれても分かるはずがありません。微妙な笑みを浮かべて、「・・・フフフ??」と言うしかありません。
以前、日本で一緒に働いていたカナダ人講師が、「私は日本では子供と同じよ。みんなが何をしてるのか分からないし、ちょっとしたことでも一人じゃできないんだから」と言っていたことを思い出しました。今の私が、その状態です(涙)。

さて、話はちょっと変わりますが、こちらでは「Pololoポロロ(男)」、「Polalaポララ(女)」という言葉をよく耳にします。意味は、「彼氏」、「彼女」だそうです。私が知っているそれに相当する単語は、「Novioノビオ(男)」、「Noviaノビア(女)」のはずだったのに。
おかしいなあ?と思っていると、ここにはちょっとした意味の違いがあるそうです。
Pololo、Polalaは一般的な恋人同士の総称で、Novio、Noviaになると結婚の約束をした間柄となるそうです。ちなみに、チリの男性は恋人同士になると彼女をいつも手元に置いておきたがるので(こっちのカップルはいつもべたべたラブラブです・笑・)、働きながら弁護士を目指して勉強している我が家の長女ナンシーは、「今は、恋人いらないの。Pololoに割く時間はないからね(wink !)」という答えが返ってきました。


mi familia ! 私のチリの家族を紹介します。
さて、どの人がナンシーでしょう?