大晦日は、生命に感謝をする日

          

ソブリナ(姪)のましろちゃんです。今日で満1歳のお誕生日を迎えました。
予定日はクリスマス頃だったのに、なかなか出てきてくれなくて、ママ(妹)も家族も産まれてくるまでとても心配をしました。

この日、私は出産に初めて立ち会いました。雪が新潟の街に静かに降りつもる大晦日の夜でした。
激痛に叫ぶ母親。それでも確実に子供をこの世に迎えるべく柔軟に変化をする身体。静かに産道を進む赤ん坊。生まれ落ちた途端に、小さな身体を震わせて、渾身の力で叫ぶ赤ん坊と痛みを耐え抜いた母親の姿に、「感動」という言葉では足りないくらい、心も身体も揺さぶられるような体験をしました。

生命の力強さ、不思議さ、誰かが自分にミルクを与えてくれると信じて生まれてくる赤ん坊に、ただただ涙が止まりませんでした。

生まれてきてくれてありがとう。そして、ましろくま、お誕生日おめでとう♪



心を日本からチリへと戻します。
ビニャのビーチには、新年の花火大会を良い場所で見ようと早くもテントを張る人たちが出現しています。大晦日気分、最高に盛り上がっています(嘘です)。


バルパライソのビーチに人だかり・・・だ、だれ?
近づいてみると、見覚えのある女性(真ん中の方です)。
なんとチリの次期大統領候補のミッチェル・バチェレットさん。

選挙権もないくせに、どさくさに紛れて私もミッチェルさんとhug & Kissを交わしました。

彼女は12月11日に行われたチリ大統領選挙で、投票率過半数を惜しくも逃したため(得票45.95%)、来年1月15日に現ランチリ航空のオーナーであるセバスティアン・ピニェーラ氏と決戦投票で争う予定でいる、まさに時の人です。

目立たないSPが周りに何人か居たようですが、こんな風にふらっと大晦日のビーチに現れてレゲトンのかかる小さな海の家で、一般市民と抱擁をし合う姿は、とても新鮮な光景でした。

来年も良いこと(思いがけないこと)がありそうです♪

ブログを読んでくれている地元の家族、友達、ブログで知り合うことのできた日本&世界中に住むお友達。本当にありがとうございました。

いつか一緒に何かを生み出せますように・・・。