ビニャの日本人宿 汐見荘

ビニャ唯一の日本人宿、汐見荘。
「カレーライスを食べに来ませんか?」のお誘いにつられ宿を訪ねてきました。

この日は20人の日本人旅行者が泊まっているということでした。
就職を今年の4月に控えた大学生たち、カップルで世界一周をされている方、チリの鉱山を調査するために来られている方・・・。面白い人たちでいっぱい!
おかしな話ですが、日本人宿で日本人旅行者を一度にたくさん見た瞬間、「あ、わたしは今南米に居るんだ!」という気持ちになりました。チリに馴染み過ぎでしょうか。

3ヵ月半ぶりのカレーライスに感激。少し焦がしてしまったとのことでしたが、そんなこと全く構いません。おいしく、ありがたくいただきました。

宿の入り口に大きなバイクが一台とまっていました。
こちらの水島夫妻が二人乗りで旅をされていると聞いて、驚愕&感動の嵐です。お二人の日焼けした優しい笑顔に一瞬で魅せられてしまいました。カナダのバンクーバーを2004年2月24日に出発をして北米・南米大陸縦走横断をされていたようです。今は旅を終えられ日本へ戻る準備をされているとのことです。
すごいです!かっこいいです!モーター・サイクル・ダイアリーズです!

もっと良く知りたい方は、オートバイ二人乗りの旅へどうぞ!


ラパスに戻ってきました。

ウユニに行くまではものすごく大変でしたが、「来て本当に良かった!」と思える景色の連続でした。写真をUPしたいのですが、画素数が大きすぎてネットカフェでは扱えず、しばらく皆さんにお見せすることができそうにありません。

私の参加したツアーは2泊3日でしたが、世界中から旅行者が集まっていて、それはそれは楽しい旅になりました。私の乗ったジープ(20年前のトヨタジープ)には、アイスランド人4人(アイスランドの人口は、たったの300,000人!)、アルゼンチン人2人、日本人の私、そしてボリビア人ドライバーという構成でした。休憩地点や夜の宿泊場所は、また別のクルーといっしょになるので、大騒ぎで盛り上がりました。ここでまた、かけがえのない友達ができました。

帰りも予想した通り(もうあんまり驚きませんでした)川でバスはスタックし立ち往生(なぜ橋を建設しないんだ!)、1時間ぐらいしたら別なバスが拾ってくれたのですが、行きたい町には連れていかれず、まったくわからない場所で降ろされたのでした。
ここでも旅行者は団結するものです。
私の他に日本人女性が一人いたのですが、その人と、ブラジル・サンパウロ出身の男女7名と協力して行動をしていました。バスの乗り換え、そしてまた乗り換え・・・。

ようやくウユニを出発してラパスに帰ってきたのは、18時間後でした(本当は10時間位で到着するはず)。

でも体は確実に慣れるものです。
自分の体が南米仕様に変化しているのを感じます。

心身共にものすごく疲れましたが、おかげでサンパウロに友達が7人できました。
これがまた素敵な人たち!!!旅の途中で彼らの家に寄れればいいなあと思っています。

明日は日本でも有名な、ティティカカ湖へと向かいます。
ラパスからバスで3時間の旅です。

それではまた!