ペンギン小話

Kiskeさんから、耳寄りペンギン情報が届きました。

サンティアゴ(チリ)動物園の飼育係のひとりが、日本の動物園にペンギン飼育の研修にきているそうです。

チリといえばペンギンの本場。
なのになぜ日本に研修に?

これにはわけがあります。
日本は実はペンギン飼育については最先端、というのは当然日本にはペンギンが生息しませんから、なおのこと研究が重ねられてきたわけです。
それに対し、チリにはペンギンが山ほど?いましたので、飼育の研究をする必要性がありませんでした。

しかし近年、急激にペンギンの個体数が減少、略してペン減しており、チリにおいても保護および繁殖を考えなければならなくなってきた。そこで、最先端を行く日本に学ぼう、ということになったらしいのです。

ペンギンの個体数の減少!気にかかります。
でも・・・なぜペン滅の危機なのか?
動物園で繁殖させれば解決するのか。

まだまだいろんなことが間に合う南米。
繁殖技術だけではなく、いろんな意味で日本から学びチリで役立ててほしい・・・。

そのチリ人は日本語話せるのかなあ?スペイン語通訳が中に入って研修しているのかな?
動物専門のスペイン語通訳者!確立しないかなあ。クライアントも動物だったりして(妄想入)。

残念ながら私はまだチリに住みながら、生ペンギンを見たことはありません。
パタゴニアでペンギンコロニーに行った人たちは、「掃いて捨てるようにいた」とひどいことをいっていましたが、ペンギンがたくさんいる場所は糞尿のため鼻が曲がりそうになるくらい臭いそうです。

そうそう、本日は正式な住民登録をビニャ警察署でしてきました。
チリの人々と一緒に1時間半並んで(チリ人でも5年に一度更新をしなければいけません)、写真を撮られ、両手指の指紋を取られて手続きは10分で終了しました。2週間後に正式なカードが発行されます。チリの人たちはこれを持っているとパスポート無しで一部の南米諸国を旅できるようですが、外国人の私にもそんな素敵なことが起こるのでしょうか?

それにしてもペンギンのお話・・・頭から離れません。
その人はいつチリに帰ってくるのかなあ?ぜひお話を聞いてみたくなりました。