進級テスト

アルゼンチンに来てからというもの、まったくスペイン語クラスのことをブログに書いていなかったので、私がちゃんと学校に行っているのか疑問に思っていた人もいるみたいで、「いま何してるの?」なんていうメールがくることも(苦笑)・・・。
これでも見かけ以上に真剣にお勉強してるんですよ〜。

ブラジル人のアナとシカゴ出身のジョーダン。
アナは15歳!お母さんと一緒に1年間スペイン語を学ぶためにアルゼンチンに滞在しています。母国語のポルトガル語はもちろん、英語、フランス語、スペイン語(彼女がクラスで一番成績がいいです)を操り、今は日本語も習っています。

講師のヴィルヒニア。
18歳から23歳までイタリアのプロバレ−ボ−ルチ−ムの一員として活躍していたそうです。彼女は世界史にも精通していて聞くと何でも教えてくれます。



クラスメートたちと記念撮影。
アメリカ(3)ブラジル(2)上海(2)フランス(1)イタリア(1)ロシア(1)スイス(1)日本(1) 誰がどこの国の人か、すぐに分かりますね(笑)。

本日は次のレベルに上がれるかどうかの進級テストが行われました。
昨日は夜遅くまでブエノス・アイレス大学の学習室で冷や汗を流しながら勉強をしました。
いつもたくさんの学生でにぎわって?います。日本のように、「ピピ〜っ!はいそこのあなたカバンはロッカー。そして飲食禁止ね!」と有無も言わさずロッカールームに放りこまれることはありません。ここはアルゼンチン。ゆったりとマテ茶を友達と廻し飲みしながらクラッカーをつまみ、時に真剣に、時に迷惑にならない程度に談笑しながら課題をこなしています。

私はぎりぎりのポジションに付けていますから、ゆったりどころかもう必死で勉強をしていましたけど、やはりアルゼンチン流にマテを飲みながら種入り干し葡萄(最近のブームです)をつまんでいました。

3時間のテストは無事終了。
久しぶりに緊張しました。テストはリスニング、文法、穴埋め問題、作文、会話から構成されています。考えていた以上にきちんとしたテストだったので、冷や汗を流しながら問題とにらめっこしました。
でもナーバスになっているのは私だけで、他のメンバーのお気楽なこと!
遅れてはくるし、テスト中に「お〜い、誰か消しゴム持ってる?」とのんびりとした声は飛びかっているし、リスニング中にしゃべってるし(おいおい)、分からない単語を次々と講師に質問する人あり・・・どうなんでしょ。こういうことはここでは普通のことなのでしょうか?

静かにお行儀良くテストを受けているのはフランス人と日本人(私)だけでした。

面白いのは、ほとんどの人たちは南米に最低でも3年以上は住んでいるのでスピーキングとリスニングにはほとんど問題のない人たちなのですが、ライティングや文法となると自信がないようです(あまり気にしていない、とも言う)
外国にただ住んでいるだけじゃ多方面で使える語学力は付かないんだなあ・・・なんて(おっ、何だかここにヒントが!)。
私は反対に、まずは文法を理解して書いて体に覚えさせようとしているので、作文や文法は人よりもできるようですが、スピーキングとリスニングは苦手です。これらが総合的に上手に合体してくれるともっとスペイン語を楽しめると思うのですが。


あした・・・次のクラスに行けるかが判明します。
大学の合格発表のように全員のスコアが各パート別に壁に貼り出されます。
みんなで結果を楽しんだ後、全員でそのまま動物園へと出かける予定です。

世界中に友達ができたこともここで語学を学んで良かったなあと思うことの一つです。