必ず出会う人

Bodega La Rural
Montecaseros 2625
Coquimbito, Maipú
Mendoza

むか〜し、むかし
ワイン作りはこれらの道具を使って全て手作業で行われていた。

いま。

大気圏へ飛んでいけ!

ブーゲンビリアに乗っ取られた家。

発電所の入り口にて。本当にやばそう。

「はい笑って〜!24時間撮影してますからね〜!」
(防犯カメラが設置してあることを知らせる看板)

ワイナリーで意気投合したドイツ人のフランク。
毎年5週間の有給を使って世界中を旅している。今までの旅で一番印象に残っている国はネパールだそうだ。
ワインを試飲していたらお腹が空いてきたので Tenedor Libre(500円で食べ放題)にやってきたところ。
ドイツ、または日本での再会を約束してお別れ。
短い出会いと別れ。旅の日常。

犬のおまわりさん。
チリポリスと違って人、犬共にキリッとしているように見えますが・・・気のせい?

夜21時半過ぎ。
暗がりの中をインディペンデンシア広場の横を通って足早にホテルへと急いでいた。

そんなときに、「まう!ま〜う!」と私の名前を呼ぶ声。

まさかこんなところに知り合いがいるはずがないと思いつつも振り返ると、そこには笑顔のアルベルト!
思いっきりぎゅ〜っと抱きしめられた。

忘れもしない、今年の2月24日。
日本から2週間遊びに来ていた相棒が日本に帰ってしまった。
ぽか〜んと心に空間ができてしまって、大都会ブエノス・アイレスの夜をものすごく心細く感じた。

暖色のライトに導かれるように入ったサン・テルモ地区のとあるレストラン。
その日のメニューはたったひとつ。パステル・デ・チョクロ(アルゼンチン北部及びチリの郷土料理)。
スプーンを口に入れた瞬間、あまりの美味しさに笑ってしまった。
今まで食べたことのない味。でも甘くてとても優しい。

最初は無愛想に見えたレストランの人たち。
でも食べ終わったお皿を取りに来たときに、「どうだった?」と聞かれて、「初めて食べたけど、ものすごく美味しくてびっくりした!」と答えると、可笑しそうに笑いながら私の目の前の椅子に腰を掛けて話し始めた。

「ここにはいつまで住むの?何か困ったことがあったいつでも言うのよ!」
まるで私の心細い心を読んだかのように、見ず知らずの私にこういってくれたのがポチェだった。
後に私を、「あなたは私のTesoro(宝物)!」と言ってくれた人。
その横で静かに微笑んでいたのがポチェのパートナーであるアルベルト。

でもアルベルトは3月になると彼の故郷メンドーサにあるレストランに戻ってしまい、それっきり会えずじまいだった。

メンドーサに行くならアルベルトのお店に行こう!と思って住所を控えてきたものの、思った以上に分かりにくい場所にあって行けずじまいだった・・・それなのに、まさかこんな風に会えるなんて!

また忘れられない街、人たちが増えた。

この旅は私に何を伝えようとしているんだろう。

El Retortuño (Mendoza) Albertoのお店
Dorrego 173
Guaymallén, Mendoza
Tel. (0261)431-6300

El Retortuño (Buenos Aires) Pocheのお店
Bolivar 747
San Telmo, Bs.As.
Tel. (011)4361-1951