チリから日本へ

チータ、ダニエル、そしてクチータのパパとママ。


チータは彼女のニックネームです。
スペイン語の cuchichear から来ています。この単語は、「ひそひそ話をする、耳打ちをする」という意味があります。彼女はいつも小鳥のようにピチュピチュかわいく、そしてささやくように話をするので彼氏のダニエルが命名しました。今は彼女の両親をはじめ、おじいちゃんやおばあちゃんまでそう呼んでいます。

11月7日から3週間、彼女がJAICAの奨学金で日本に行くことになりました。
理科系の先生を対象にしたプログラムで南米中から17人が選抜されました。
大阪、広島、東京の学校を訪ねて、授業を見学し、英語で南米各国のプレゼンテーションを行い、日本人教師と教授法について意見交換をするそうです。

実は今回の旅は彼女にとって初の外国旅行。
7時間のバスの旅で行ける隣国アルゼンチンでさえ行ったことがないそうです。それなのにいきなりハポン(JAPÓN)!内定通知が来たときには自分のことのようにゾクゾクきちゃいました。

でも彼女にとっては喜びというよりも心配で頭はいっぱいのようです。

「みんなが言ってたんだけど、日本のトイレって個室じゃないから他の人と目が合わないようにみんな壁方向に向かって腰を下ろすんでしょ?でもお尻は見られちゃうよね???」  ・・・ん??!え?どこの国ですか?

この日、彼女の壮行会そして親戚のネネちゃんの誕生日会が開かれました。
甘そうなケーキですが、これがなかなかおいしかった!中はバームクーヘンのようになっていました。


ネネちゃんのポロロ(ボーイフレンド)ダビットは、料理人。
この日はお寿司を握ってくれました。巻いた数は全部で16本!
「世界で、Sushi」 といえばやっぱりこの組み合わせ。サーモン、アボカド、クリームチーズ

ネネちゃんちの猫。
12歳だったかな。こんな顔して甘えん坊です(ほっといてニャ!)。


同じマンションに家族や親戚が暮らしています。仲良しなんです。

彼女にとって素晴らしい出会いの旅になりますように・・・。

日本のみなさまへ。

彼女とどこかで出会ったら「HOLA、クチータ!」と元気にお声がけのほどよろしくお願いします。