Green GO ! 

メキシコや南米諸国では(中米については不明)、アメリカ人(カナダ人、北ヨーロッパ人、金髪の人も含む)のことを、Gringo(グリンゴ)と呼ぶことがあります。
どんな経緯から「グリンゴ」という言葉が生まれたんでしょうか?

最も一般的なのは、アメリカとメキシコの間に戦争(1846-1848)が起こったときに、アメリカ人が(当時)メキシコ領だった土地に緑色の軍服で侵攻してしていくのを見て、「Green Go home !」と叫んで抵抗したことから生まれた言葉というものが有力です。しかし諸説バラエティ豊かにあるため人に聞いたりネットで調べたりもしたのですが、本当のところ何が正しいのか分かりませんでした(この曖昧さがラテンチック)。

このような歴史背景からネガティブな意味合いを持つことも多いのですが、現在そこに特に深い意味はなく、単に「見かけがアメリカ人ぽい人」への総称として使うことがほとんどのようです。親しみを込めて「グリンゴ!」と呼びかけたり、アメリカ人がたくさんいるクラスでも講師自ら、「こないだスーパーで面白いグリンゴたちに会いましたよ!」と話かけることもあるので、一概に差別用語とは言えない気がしています。

さて、このクラスの生徒たちはみんなお行儀の良い人たちばかりなのですが、別なクラスではお菓子を食べながら授業を受けるのが当たり前の人もいます。サラダ、サンドイッチ、ジュース、お菓子・・・とフルコースでお食事を楽しんでいる人もいます。

そしてその後、デンタルフロスまでかけちゃいますよ。先生は切れそうになってて睨んでいますが彼はお構いなし。
先生はこんなときに苦々しく、「グリンゴめ!」とつぶやいているのでしょう。

日常的にスペイン語(8割)、英語(1割)、日本語(1割)をしゃべっていて思うのは、この3つの言語、どれも全く口の筋肉の動かし方、リズム、アクセント、トーンが異なるので、最近は口の筋肉を意識してわざと大袈裟に発音するように気を付けています。うっかりすると、特にスペイン語から英語に切り替えるときに、音に締まりがありません。たまにCNNを見ながらシャドウイングをすると、英語の音がモサっとしてしまって「あれっ!?(どうしよ)」と思います。

もう1年以上南米で暮らしているので、スペイン語力はまだまだとはいえ、私の口の筋肉はスペイン語を話すように鍛えられているわけです。そうすると、いざ英語や日本語をしゃべろうとすると、自分の口なんですけれど出てくる音にびっくり仰天することがあります。オートマで切り替わってくれればいいんですが、意識しないとだめです。
この自分の中での明確な気付きは、他の人に説明をするときには役立ちそうです。
百聞不如一見。

このアサリ、どうなってんの?

ひさしぶりに見た真空パックのアサリたちは、新鮮かつ衝撃的でした。