彼女と私のあいだ

       


生後9ヶ月の赤ちゃんだったマシロ。
戻ってきたら2歳2ヶ月の幼児になってしゃべってた!

感動の再会はというと、まずは怖いものを見るような目で睨まれてその後は大泣き。
数日間会うたびに泣いてたよねキミ。
こちらも幼児と暮らすのは初めての経験なので、どう接して良いのか分からない。
しつこいことが取り柄のマシロさんもそんな私にはちょっと引き気味。
ぎくしゃく、ぎくしゃく。

(抱っこ?え、どこ持てばいいの?もしかして、ここ怒る場面?叱るときはどうすればいいんだろう?DVDまだ見るの!見すぎだから今日はおわり!あ、泣いてる!ひゃあ、逃げろ〜!!)

そんな私たちに妹(マシロママ)は、「あなたたち微妙な距離があるよね。二人でドライブでもしてきたら?」と言う。

そりゃそうだよねえ、マシロ。
お互いに突然現れて同居人になったんだから。ぎこちなくて当たり前なのだ。

近頃少しだけ彼女を観察する余裕が出てきた。
「それギャグですか?」と思っていた珍行動の数々も、彼女なりに解釈しての最善策だということがわかってきた。ほほう、そう来ましたか。あー、なるほどね・・・。
結構多めに脳みそは入ってるようです。

彼女は毎日大きく前のめり気味でジャンプしている。

びよーん、びよーん。